中国語を学ぶ前に・・・ / 帰国子女による中国語講座 ①

帰国子女による中国語講座

大家好!!

みなさんこんにちは!しもちゃんまんです。

帰国子女による中国語講座と題しまして、昔中国に住んでいたしもちゃんまんが、

リアルな中国語をお教えしますというシリーズです。

 

 

はじめに・・・

今回は記念すべき第一回目ということで、中国語という言語を学ぶ前に中国や中国語そのものについて触れていこうと思います。

中国の現状や中国語を学ぶことのメリットなど、中国語を勉強する上での背景知識を知ってもらいたいと思います。

プロフィール

まずこのブログの執筆者のしもちゃんまんのプロフィールを簡単にまとめました。

興味ないかたはとばしてください(笑)

 

  • マグロ大学1年
  • HSK6級(最高級)
  • HSK口試高級(1か月後取得予定)
  • HSKの試験監督の資格保持
  • 5歳のころに母に連れられて、中国・上海に渡る。
  • ローカル幼稚園&小学校に通う。
  • 小学校卒業と同時に帰国、中・高・大と日本で過ごす。
  • 高校の時からバイトしている某グリコ付近の居酒屋で、大量の海外からのお客様と接し、たまに仲良くなって後日プチツアーをしたりしています。

 

ざっとこんな感じです。

昔の話は必要に応じて記事内に書いていこうと思います。

では本文に入りましょう。

 

中国について

中華人民共和国、通称中国は、東アジアに位置する主権国家

北京市を政庁所在地とし、13億8千万人以上の人口で世界一人口が多い国でもある。

中華人民共和国 - Wikipedia

 これくらいは、皆さんもちろん知っていると思います。

人口13億人以上と言われてもピン!と来ませんよね。

日本の人口が1.3億人なので、約10倍と考えたらその凄さがよくわかります。

 

その13億人、実は同じ民族ではないのです。

最大の民族集団は漢族で人口の92%を占め、その他の55の少数民族が残りの8%を占める。

中華人民共和国 - Wikipedia

中国では50を超す民族からなる多民族国家なのです。

 

また、地域によっても分けられていて、

から成り立っています。

ちなみに台湾は23省に含まれています。

(実効支配などいろいろとあるので、台湾については割愛させて頂きます)

 

中国の言語

では、そんなにたくさんの人や地域がある中国で、

言語はどうなっているのでしょうか。 

北中国の言語に代表される北方語を基礎として若干の改訂を加えた普通話を標準語としている。

中華人民共和国 - Wikipedia

この標準語というのが私たちのいう一般的な中国語で、「普通語」といいます。

 

ですが上記の通り中国にはたくさんの地域があるので、地域によって様々な訛りや方言があります。

方言といっても中国語の方言は、もはや違う言語といってもいいくらいの変化をするものがあります。

例えば香港などで使われている広東語、私が住んでいた上海で話される上海語などは、標準語とは全く違う言語といっていいものです。

また中国の教育により標準語を話せない層というのは、現在ほとんどいない状態です。

ですが、おじいちゃん世代は標準語を話せず、方言しか話せない方が多い印象です。上海に住んでいるとき近所のおじいちゃんたちに、ものすごい勢いで上海語で話しかけられてあたふたしていたのを思い出します(笑)

ちなみによくごっちゃになってる人がいますが、標準語と北京語は別のものです。

 

中国語を勉強するメリット

上記の基本情報を把握した上で、中国語を勉強するメリットを紹介します。

主なメリットとしては、

  •  話せる相手が増える
  • 就職・転職などビジネスで役立つ

だと私は考えます。

 

 話せる相手が増える

世界で一番話されている言語といわれたら、何が思い浮かびますか?

多くの人は英語を想像すると思います。

では実際のところはどうなのでしょうか。

 

言語名(使用人口)
1 中国語(1,075)
2 英語(514)
3 ヒンディー語(496)
4 スペイン語(425)
5 ロシア語(275)

 

*単位:100万人

基礎データ:文部科学省

 

これは少し古いデータのものなので、

人口が少ないですが、中国語が英語の約2倍となっています。

 

現在地球の人口は75憶人ちょっとなので、中国語を話せるようになると世界の7分の1の人と話すことができるということになります。

 

これはすごく魅力的ではないでしょうか。

 

就職・転職などビジネスで役立つ

2010年、中国は経済の分野で日本を追い越し、アメリカに次いで第2位のGDP国内総生産)を実現しています。

中国のGDP成長率は、1979年から2008年までの30年間で、年平均9.8%に達しました。中国は約13億人の人口を擁しますが、それだけ大きな国が、それだけ長い期間にわたって、これほど高い成長率を維持したことは、人類の歴史には類を見ないものです。

この間の中国の成長率は、同じ時期の日本の2.4%を大幅に上回っているだけでなく、「奇跡」と呼ばれる高度成長期当時の日本(1956年から1973年までの18年間、年平均9.3%)よりも高く、期間も長くなっています。

ビジネス・就職に有利 | 中国語検定:世界で一番受けられているHSK【中国政府認定資格】

 

という風に、中国市場は成長を続ける巨大市場です。

それにも関わらず中国語を話せる人材は不足しているので、

中国語に関する資格は就職や転職においてとても大きな武器となります。

 

私には、飲食店でアルバイトをしていて中国語で接客をしていたら、

企業の人事の方がそれを見ていて、そのまま名刺を渡され、

良かったら来ないか、と誘われた経験が何回もあります。

 

それくらい中国語のスキルは、ビジネスにおいて重要なのです。

 

最後に

今回は、中国語を学ぶ前の予備知識についてまとめてみました。

同じ漢字を使う日本人の私たちが、中国語を学ばない手はないと思いませんか。

本当にメリットしかない言語なので、是非この機会に始めてみてはいかがでしょう。

 

 

 

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